May 2, 2018 / 7:37 PM / 18 days ago

欧州市場サマリー(2日)

[2日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 5営業日続伸して取引を終えた。金属の値上がりに伴い鉱工業銘柄が買われたほか、第1・四半期決算も好材料となった。

鉱工業部門がFT100種の最大の押し上げ要因だった。世界最大の金属消費国である中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が好調だったことで銅価格が持ち直した。アントファガスタとフレスニロ、グレンコアは2.2%から3.2%上昇した。

衛星運営会社のインマルサットは8.1%上昇。第1・四半期収益が5%増となったことが好感された。

ネットスーパー大手オカドは3.5%高だった。スウェーデンの小売り、ICAグループと提携し、スウェーデンでネット事業を展開すると発表したことが材料視された。

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。米アップルの決算が市場予想を上回ったことで同社に部品を供給するハイテク銘柄が買われた。

アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」の顔認識技術を提供する半導体メーカー、AMSは7.0%上昇した。アップルの決算は、「iPhoneX」の販売が好調で、業績の弱含みを見込んでいた市場の意表を突いた。ハイテク部門への市場心理が好転する中、半導体大手のSTマイクロエレクトロニクスやインフィニオン、BEセミコンダクター、ASMLも大幅高となった。STOXX欧州600種テクノロジー株指数は1.08%上昇し、約6週間ぶりの高値をつけた。

この日はユーロが下落し、輸出銘柄の追い風となった。輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数は1.51%上昇し、値上がりが目立った。

イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は1.19%上昇し、2009年10月以来の高値をつけた。イタリアのマッタレッラ大統領が6月に再選挙が行われる可能性を否定したことで、市場に安心感が広がった。

資源株指数は2.76%上昇。世界最大の金属消費国である中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が好調で銅価格が持ち直したことが材料視された。

スウェーデンの石油・ガス会社ルンディン・ペトロリアムは4.3%上昇した。決算が市場予想を上回ったことが好感された。

デンマークの補聴器大手、GNストアノードは7.0%高だった。10億デンマーク・クローネの自社株買いを発表したほか、第1・四半期利益が市場予想を上回ったことが買い材料だった。

<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが一時低下した。イタリアのマッタレッラ大統領が6月に再選挙が行われる可能性を否定したことで、市場に安心感が広がった。

大統領府筋によるとマッタレッラ氏は来年度予算成立に向け新政権を発足させることが望ましいと表明した。欧州連合(EU)に懐疑的な立場を取り、3月の総選挙で第1党に躍進した新興政党「五つ星運動」のディマイオ党首は先に、新政権樹立に向けた連立協議は成果が得られなかったとして早期の再選挙実施を要求していた。

イタリア10年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)低下し1.754%。ただその後は、米国債の動きなどにつられる格好で同国債を含む域内国債利回りが軒並み上昇に転じた。

イタリアとドイツの国債利回り格差は一時5bp縮小。その後120bpで取引を終えた。

メーデー明けということもあり、全般的に引き続き薄商いだった。

ドイツ10年債利回りは0.58%に上昇。ただし前週付けた6週間ぶり高水準である約0.65%は下回っている。

経済指標では第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値が前期比0.4%増となり予想と一致したものの、過去3四半期の0.7%からは成長が鈍化した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below