May 9, 2018 / 7:15 PM / 6 months ago

欧州市場サマリー(9日)

[9日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 大幅反発。原油が大幅に値を上げたことで石油銘柄が買われた。

米国がイラン核合意からの離脱を決めたことで、米国の対イラン制裁が復活する見込みとなった。主要な産油国であるイランによる原油供給に支障が出るとの見方から原油は2%以上値を上げた。原油高を受け石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)とBP(BP.L)は3.3%と3.9%それぞれ上昇した。

<欧州株式市場> 続伸。米国がイラン核合意から離脱したことで原油価格が上がり、石油銘柄が買われた。

トランプ米大統領が核合意からの離脱を決めたことで主要な産油国が集まる中東での混迷が深まるリスクが高まり、原油供給に先行き不透明感が漂った。原油高に伴いSTOXX欧州600種石油・ガス株指数.SXEPは2.89%上昇し、部門別で最も大幅に伸びた。約3年ぶりの高水準をつけた。個別銘柄ではフランスの石油企業トタル(TOTF.PA)とイタリアのENI(ENI.MI)、英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)が1.9%から3.3%上昇した。

一方、原油高は航空銘柄の重しとなり、ドイツのルフトハンザ航空(LHAG.DE)とフランスのエールフランスKLM(AIRF.PA)、アイルランドの格安航空ライアンエアー(RYA.I)は0.8%から2.2%値を下げた。

<ユーロ圏債券> 独伊国債利回り格差が約6週間ぶりの水準に拡大。3月のイタリア総選挙で2大勢力となった大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の「五つ星運動」と反移民を唱える極右政党「同盟」が連立政権を組む可能性が高まったことが背景。

イタリアでは「五つ星運動」と「同盟」がマッタレッラ大統領に対し連立協議を進めていることを通達。これを受けマッタレッラ大統領は首相の指名発表を24時間待つと表明している。

「五つ星運動」と「同盟」が連立協議を進めていることが明らかになったことを受け、ドイツとイタリアの10年債利回り格差は5ベーシスポイント(bp)拡大。同利回り格差は一時132.7bpと、3月29日以来の水準に拡大した。

INGのストラテジスト、ベンジャミン・シュローダー氏は「解散総選挙は回避できる可能性があるが、伝統的な政党がまったく関与しない、ポピュリズム政党による連立政権が誕生する可能性が出ている」と指摘。先行き見通しは極めて不明瞭になっているとの見方を示した。

イタリア10年債IT10YT=RR利回りは2bp上昇の1.88%、独10年債DE10YT=RR利回りは横ばいの0.56%となっている。他のユーロ圏国債の利回りはほぼ横ばいか低下となっている。

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