May 10, 2018 / 7:11 PM / 11 days ago

欧州市場サマリー(10日)

[10日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。イングランド銀行(英中央銀行)が金利を据え置いたことでポンドが下落し、ドルで収益を上げる国際的な企業の株が買われた。

市場は据え置きを見込んでいた。イングランド銀行のカーニー総裁は金融政策委員会の後、英BBCのインタビューに対し、経済ショックがなければ次の1年間にかけて金利が上昇する公算が大きいと述べた。発言を受けポンドは下落幅を圧縮したものの、依然としてマイナス圏で取引された。

銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は3.8%上昇した。RBSは9日、米国における住宅ローン担保証券(MBS)の販売に絡む問題で49億ドルの民事制裁金を支払うことで米司法省と基本合意に達したと発表。制裁金は最大120億ドルに上ることが予想されていたため、買い安心感が広がった。アナリストらはRBSが配当を再開するかもしれないとした。

一方、通信大手BTは7.4%下落した。業績見通しが期待外れの内容だった。ジェフリーズのアナリストらはまた、BTが次世代の光ファイバーとモバイル通信「5G」の展開を巡るより大規模な計画を発表する機会を逃したと指摘。1万3000人の人員削減も予想以上の規模だとした。

<欧州株式市場> 反落。公益事業銘柄やイタリア株が売られた。

STOXX欧州600種公益事業株指数は0.85%低下し、部門別で最も大幅に落ち込んだ。決算が期待外れの内容だったイタリアのエネルギー最大手エネルが3.2%安となったことが重しだった。

イタリアの主要株価FTSE・MIB指数は0.96%低下。第1党のポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」が連立協議で「大きな進展」があったと明らかにしたことで反体制派政権が誕生する可能性が懸念材料となった。

そのほか、産金大手ランドゴールド・リソーシズが7.0%下落。四半期利益が落ち込んだことが嫌気された。

石油・ガス株指数は0.86%反落。前日は米国のイラン核合意離脱を背景にした原油高に伴い3年半超ぶりの高値をつけたが、この日は勢いがなくなった。

<ユーロ圏債券> イタリアで反体制派政権が誕生する可能性が強まる中、同国債利回りが上昇し7週間ぶり高水準をつけた。

イタリア10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)上昇し1.94%。ドイツ国債との利回り格差は138bpと6週間ぶりの水準に拡大した。

第1党のポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」は連立協議で「大きな進展」があったと明らかにした。

みずほの金利ストラテジストは「両党には政策の違いがあるかもしれないが、少なくとも一つの政策では一致している。それは一段の財政刺激を要求していることだ」と述べた。

イタリア2年債利回りは3bp上昇しマイナス0.13%と2カ月ぶり高水準。同2年・10年債の利回り格差は6週間ぶり水準となる206bpに拡大した。

イタリア以外の周辺債には底堅い需要がみられた。本邦投資家による3月のスペイン債購入額は2821億円(25億7000万ドル)と過去最高を記録したことが統計で明らかとなった。

英10年債利回りは低下。英中銀は政策金利を据え置き、成長・インフレ見通しを引き下げた。

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