July 25, 2018 / 7:06 PM / 20 days ago

欧州市場サマリー(25日)

[25日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落。鉱工業銘柄が売られたほか、決算が嫌気された銘柄が全体水準を押し下げた。

FTSE350種鉱業株指数.FTNMX1770は1.31%低下した。前日は銅の値上がりに伴い同部門が好調だったが、この日は銅価格が安定し、鉱工業銘柄は反落した。

米中の貿易摩擦が高まる中、鉱工業銘柄などの景気循環株は弱含んでいる。

イベント主催会社のインフォーマ(INF.L)は4.0%下落した。上半期決算が売り材料だった。

中型株では製薬会社インディビア(INDV.L)が7.7%安。2四半期連続で利益が減少したほか、インディビアの主力オピオイド依存症治療薬の後発医薬品(ジェネリック)が発売された場合の打撃が当初予想よりも大きいとの見通しを示したことが嫌気された。

<欧州株式市場> 反落。決算が嫌気された自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(FCHA.MI)やゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)が重しとなったほか、通商政策を巡る懸念で自動車銘柄全般が軟調だった。

STOXX欧州600種自動車・部品株指数.SXAPは2.90%低下し、部門別で最も大幅に値下がりした。自動車メーカーは業績を伸ばすために輸出に頼っているため、貿易摩擦が売り材料となる。

FCAは15.5%下落し、過去2番目の大幅安となった。第2・四半期の営業利益が市場予想を下回ったほか、中国市場の業績が弱含んだことを背景に通期の業績見通しを引き下げた。関税も軟調な見通しの一因だった。FCAはこの日、セルジオ・マルキオンネ前最高経営責任者(CEO)が死去した。マルキオンネ氏は肩の手術を受けた後、状態が悪化。21日に健康状態の悪化を理由に傘下「ジープ」部門のトップ、マイク・マンリー氏にCEOを交代したばかりだった。

米市場へのエクスポージャーが高いドイツの自動車大手のダイムラー(DAIGn.DE)とBMW(BMWG.DE)はともに2%超の値下がりだった。

<ユーロ圏債券> 国債利回りがおおむね低下した。26日に欧州中央銀行(ECB)の理事会を控え、慎重ムードが広がった。

ドイツ10年債利回りは、前日に付けた5週間ぶり高水準を下回り、安全資産として国債が好まれている状況をうかがわせた。

市場では特に、ECBの金利見通しや満期償還を迎えた保有債券の再投資計画に関心が集まっている。

ECBが先月、政策金利を「少なくとも来年夏まで」維持する方針を示した件について、意図が不明確との指摘も聞かれる。

一部の政策決定者は、利上げ時期が早ければ来年7月となる可能性を見込むが、それ以降になるとの見方も出ている。金融市場は来年10月と予想する。

大半の10年債利回りが1─2ベーシスポイント(bp)低下後、下げ幅を縮小した。ドイツ10年債利回りDE10YT=RRは0.39%と、前日に付けた高水準(0.42%)をなお下回る。

ドラギ総裁の記者会見では、貿易を巡る緊張状態についてもやりとりがありそうだ。

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