August 7, 2018 / 7:55 PM / 13 days ago

欧州市場サマリー(7日)

[7日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。一次産品の値上がりに伴い関連銘柄が買われた。

米国が原油輸出国のイランに対する制裁の一部を再発動したことで、供給が減るとの懸念から原油が値上がりした。これを受け石油大手のBPとロイヤル・ダッチ・シェルは1.7%と1.3%それぞれ上昇した。

ドルが下落したことで銅の価格が上がり、鉱工業銘柄の追い風となった。リオ・ティントとBHPビリトン、グレンコアは1.0%から3.9%値を上げた。

一方、品質・安全評価サービスのインターテックは9.8%下落した。上半期利益が市場予想に届かなかったことが嫌気された。

金融サービスのハーグリーブス・ランズダウンは4.1%下落。6月末までの通期決算は、全資産が16%増の916億ポンドと過去最高額となったものの、経費増加が売り材料だった。

中型株ではドミノ・ピザ・グループが9.7%下落。上半期決算は売り上げが増えた一方で、海外投資が重しとなり利益が期待外れの内容となった。

<欧州株式市場> 上昇して取引を終えた。決算が好感されたイタリアの銀行最大手ウニクレディトが買われたほか、原油の値上がりに伴い石油株も好調だった。また、米国株式市場でS&P総合500種が過去最高値に迫ったことで市場心理が好転した面もある。

この日の株高を受けSTOXX欧州600種指数は今年の累計が0.34%高となり、プラス圏へ転じた。

ウニクレディトは2.9%高だった。第2・四半期利益の減少幅が予想よりも小さかった。銀行株指数は0.64%上昇した。

原油高を背景に英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルとフランスの同業トタルが1.0%と1.8%それぞれ値を上げた。米国がイランの製品を対象とした経済制裁の一部を再発動したことで、11月から発動する原油取引を対象とした制裁が意識され、供給ひっ迫への不安から原油が値を上げた。

一方、デンマークの宝石メーカー、パンドラは24.4%急落し、約4年ぶりの安値をつけた。今年の売り上げと利益の見通しを引き下げたほか、400人弱の人員削減を発表したことが嫌気された。

<ユーロ圏債券> 前週に予算案を巡る懸念から売り込まれたイタリア国債の回復が続き、他のユーロ圏国債の利回りがおおむね小幅上昇する中、イタリア国債利回りは1─3ベーシスポイント(bp)低下した。

イタリア国債利回りは前週、約2カ月ぶりの水準に上昇。市場関係者は、一部ユーロ圏国債の利回りがマイナス圏にある中でのイタリア国債利回りの上昇は買いを入れる機会になったとの見方を示している。

また、イタリアの銀行最大手ウニクレディトの第2・四半期利益がアナリスト予想を上回ったことでイタリアを巡る市場心理が上向いたことも貢献。イタリア財務省がここ数日、国債を買い戻していることも支援要因となっている。

イタリア2年債利回りは一時0.91%と、6ベーシスポイント(bp)低下。その後0.94%で取引を終えた。同利回りは前週3日に1.36%と、2カ月ぶりの高水準を付けていた。

INGのシニア金利ストラテジスト、マーティン・ファンフリート氏は、短期債を中心に価格が低下したことでイタリア国債を買い入れる魅力が高まったとしている。

ただ、市場関係者は夏相場入りで商いが薄くなっていることで価格が振れやすくなっていると指摘。イタリア国債がニュース動向に左右されやすい状況は続いているとの見方も出ている。

他のユーロ圏国債利回りはおおむね上昇し、独10年債利回りは2bp上昇の0.41%となっている。

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