February 28, 2018 / 6:43 PM / 3 months ago

欧州市場サマリー(28日)

[ 28日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。世界最大の金属消費国である中国の軟調な統計を受けて鉱業銘柄が売られた。

米国株式市場の弱含みを受けて連れ安となった面もある。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米経済に前向きな見方を示し、経済指標を基に物価上昇に自信を高めていると発言したことでFRBが利上げペースを上げるとの見方が強まり、米国株式相場が下落した。

FT350種鉱業株指数は2.82%低下した。中国国家統計局が発表した2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は1年半余りで最も低い水準となった。BHPビリトンとリオ・ティント、アントファガスタは2.7%から4.0%下落した。

この日はポンドが下落し、FT100種の落ち込みに歯止めがかかった。欧州連合(EU)が公表した英国のEU離脱時の条件を定める離脱協定の草案についてメイ英首相が英国を過小評価していると反発したほか、EU側ではバルニエ首席交渉官が、離脱後の激変緩和措置である「移行期間」は保証されていないと発言した。

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。軟調な決算を発表した銘柄が売られたほか、米国の利上げペースが上がる懸念が相場の重しとなった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は前日の議会証言で米経済と物価について前向きな見方を示した。

決算も材料視された。建設資材のトラビス・パーキンズは10.5%急落し、STOXX欧州600種指数で最も大幅に落ち込んだ。今年の利益見通しを横ばいとし、利益の増加を見込んでいた投資家の期待をくじいた。トラビス・パーキンズはまた、優先度の低い事業において投資のペースを落とすとした。

ドイツの医薬品・化学大手バイエルは1.9%下落した。ブラジルでの農薬値下げが響き、利益が市場予想に届かなかった。米農薬・種子大手モンサントの買収完了は当初予想よりも遅くなるとした。

同じく決算が嫌気されたフランスの医療機器メーカーのビオメリューは10.4%下落した。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが総じて低下した。ユーロ圏の物価上昇が低調だったことで、欧州中央銀行(ECB)の刺激策引き揚げが一筋縄でいかなくなるとの見方が出ていることが背景。

欧州連合(EU)統計局発表の2月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.2%の上昇となり、上昇率は前月の1.3%から鈍化。ECBが物価の指標として注目する食品・エネルギー除くコアインフレ率は前年比1.2%上昇と、前月から横ばいとなったほか、エコノミストが注目するエネルギー・未加工食品・アルコール・たばこを除くインフレ率は1.0%上昇と、同様に1月から横ばいだった。

独10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下の0.66%。最近つけた高水準の0.81%からは大幅に下げている。2月は月初から3bp低下しており、月間としては昨年10月以来の低下となる見通し。

仏10年債利回りは3bp低下の0.92%。月初の1.05%から大きく下げている。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は前日に行った初めての議会証言で、昨年12月以降のデータは経済が力強さを増していることを示しているとし、インフレは上向くとの確信を深めていると発言。これを受け、オーバーナイトの取引で独10年債と米10年債との利回り格差は223bpと、2016年12月以来の水準に拡大した。

ドイツはこの日、24億1300万ユーロの10年債を発行。需要は発行予定額の30億ユーロに満たなかった。

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