December 20, 2018 / 8:45 PM / a month ago

欧州市場サマリー(20日)

[20日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が前日、利上げを決めたことで世界的に株価が下がった。市場は、よりハト派的な姿勢を期待していた。原油安で石油株も売られた。

トランプ米大統領が利上げをけん制してきたにもかかわらず、FRBは米経済は好調だとの見方を示し、利上げを決行した。利上げを受け米ドルが下落。ドル建て資産の金属が値下がりしたことで鉱業銘柄が売られた。

また、原油が再び値下がりしたことを受けて石油大手が相場の重しとなった。

クルーズ運航世界最大手のカーニバルは10.8%急落した。第1・四半期の利益見通しが市場予想を下回ったことが嫌気された。

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が前日、予想よりもタカ派的な姿勢を示したことで、金融政策の引き締めに伴い経済が鈍化するとの懸念が浮上した。

FRBは今年4度目となる利上げを決めたほか、今後も「いくらかのさらなる段階的な」利上げが適切だとした。市場はよりハト派的な姿勢を期待していた。

eToroの市場アナリスト、Edoardo Fusco Femiano氏は「依然として米国の住宅市場やレバレッジド・ローンに対する懸念がある。経済成長に著しい影響を与えずに金利が上昇し続けることはできないことは明らかだ」とした。

欧州株式市場は全部門がマイナス圏で取引された。STOXX欧州600種資源株指数とテクノロジー株指数、銀行株指数の値下がりが特に目立った。それぞれ2.74%と2.63%、2.48%低下した。

世界経済の鈍化や米中貿易摩擦、政治的混乱が欧州企業の利益見通しの重しとなっている。

欧州航空機大手エアバスは4.4%下落した。汚職の疑いで米国がエアバスに対する捜査を始めたとする仏紙ル・モンドの報道が不安視された。

ノルウェーのアルミ大手ノルスク・ハイドロは3.2%下落。米国がロシアの競合ルサールへの制裁を解除すると発表したことが材料視された。

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが7カ月ぶりの水準に低下した。米連邦準備理事会(FRB)が前日利上げを実施し、来年も段階的な利上げを継続する方針を示したことを受け、成長が抑制されるとの懸念が広がった。

FRBの決定を受け、米10年債利回りが8カ月ぶりの水準に低下したことにも追随した。

FRBは前日までに開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、2019年の利上げ回数見通しを2回に引き下げた。9月に示した前回見通しは3回だった。同時に「いくらかのさらなる段階的な」(some further gradual)」利上げが必要になるとの認識を示し、市場では予想ほどハト派的でないと受け取られた。

独10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp)低下し、5月29日以来の低水準となる0.203%を付けた。その後は下げ幅を縮小し、0.23%近辺で推移した。

独30年債利回りも0.82%と、2年ぶり低水準を付けた。

他の主要国債利回りも軒並み最大4bp低下した。

イタリア10年債利回りは4bp低下し、3カ月ぶりの低水準となる2.72%。2019年予算案を巡り、欧州委員会と合意に達したことが材料視され、前日も大幅低下していた。

イタリア10年債とドイツ債の利回り格差は一時248bp近辺に縮小し、9月下旬以来の低水準となった。

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