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欧州市場サマリー(5日)
2017年5月5日 / 19:56 / 6ヶ月前

欧州市場サマリー(5日)

[5日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで約6カ月ぶりの安値を付けた。朝方発表された4月の米雇用統計が好調だったものの、仏大統領選の決選投票を7日に控えユーロ買いの勢いは衰えていない。

BMOキャピタル・マーケッツの外為戦略部門グローバル責任者のグレッグ・アンダーソン氏は、「仏大統領選の決選投票では中道系独立候補のマクロン前経済相が勝利すると見られており、これによりフランスをめぐるイベントリスクは解消するとの観測が出ている」と指摘。ユーロー/ドルは1.10ドルに向かうとの見方を示し、「今回の米雇用統計にはこうした軌道を乱すものは何もなかった」と述べた。

<ロンドン株式市場> 続伸した。好調な企業決算が買い材料となったほか、一次産品関連の銘柄の好調さも相場を押し上げた。FT100種.FTSEは週間ベースで約2カ月ぶりの大幅な上昇となった。

教育出版大手ピアソン(PSON.L)は12.4%の急騰で、FT100種で最も大きな値上がりとなった。オンライン教材の普及で苦戦し、過去4年間で5回も利益見通しを引き下げてきたが、第1・四半期の決算発表に合わせてコスト削減や米事業の見直し計画を示したことが好感された。

<欧州株式市場> 続伸した。フランス大統領選を巡る不安が後退して買い安心感が広がったほか、好調な企業決算も相場を押し上げた。

フランスのCAC40指数.FCHIが1.12%上昇し、9年半ぶりの高値をつけた。ドイツのクセトラDAX指数.GDAXIは過去最高値を更新した。STOXX欧州600種指数は0.65%上昇し、21カ月ぶりの高値をつけた。週間では約1.9%高となった。

フランスの世論調査では、欧州連合(EU)との協調を訴える中道系のマクロン前経済相が「反EU」を唱える極右の国民戦線(FN)のルペン党首に対して支持率でリードを広げている。政治的混乱が起きるリスクが後退したとして、欧州株の先行きに対する前向きな見方が強まった。

<ユーロ圏債券> 仏独国債の利回り格差が半年ぶりの水準に縮小したほか、イタリア国債の利回りが急低下した。仏大統領選の決選投票を7日に控え、中道系独立候補のマクロン元経済相がユーロ懐疑派の極右政党・国民戦線(FN)のルペン氏を破り当選するとの期待が高まり、リスク資産に対する買い意欲が強まった。

同日公表の仏世論調査によると、マクロン氏は62%を得票し、38%のルペン氏に勝つと見込まれている。仏独10年債の利回り格差は半年ぶりの水準となる35ベーシスポイント(bp)に縮小した。

ただ、この日最も買われたのは周辺国の国債で、イタリア10年債IT10YT=TWEB利回りは2.16%と、8bp低下した。週間の低下幅は年初来で最大となる見通し。

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