[ボローニャ(イタリア) 17日 ロイター] - イタリア北部エミリアロマーニャ州を襲った豪雨により洪水や地滑りが発生し、9人が死亡した。洪水被害は37市町村に及び、数千人が避難を強いられる事態となっている。
当局によると、一部地域ではわずか36時間で年間平均降水量の半分に相当する大雨を記録し、河川の堤防が決壊するなどした。
最も大きな被害を受けた地域の近くに位置するイモラ・サーキットで21日に開催される予定だったF1グランプリは中止となった。ドローン映像によるとサーキットの一部エリアが水没していることが判明し、主催者は「ファン、チーム、関係者の安全を確保したイベントを開催することができないため」中止を決めたと述べた。
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