October 7, 2019 / 3:58 PM / 14 days ago

ユーロ圏銀行取り巻く環境さらに厳しく、利益に下押し圧力=ECB

欧州中央銀行(ECB)の銀行監督委員会は7日、ユーロ圏の銀行に対する定例のリスク評価を発表し、ビジネスサイクルの終焉により利益が一段と圧迫されていると指摘した。フランクフルトのECB本部で7月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の銀行監督委員会は7日、ユーロ圏の銀行に対する定例のリスク評価を発表し、ビジネスサイクルの終焉により利益が一段と圧迫されており、向こう数年のさえない利益見通しも楽観的過ぎる可能性があると指摘した。

コスト高や純利益の伸び失速を背景に、ユーロ圏の銀行は今年と来年は自己資本利益率(ROE)が低下し、2021年に幾分回復すると見込んでいるが、ECBは、状況はその後悪化しており、銀行の見通しにかなりの下振れリスクがあると指摘した。

さらに景気サイクルが終わりに近づいていることや、世界的な保護主義の高まりを一因とする世界見通しの悪化にも言及し、それが新たな不良債権を生んでいるとした。

厳しい競争とともに低金利の長期化で銀行が収益をあげる力がさらにそがれると指摘。また、銀行は、債務の持続可能性が懸念されている国の債券を大量に保有する傾向があるとして、そうした国に対するリスク評価の突然の変更に影響を受ける立場にあると警告した。

銀行監督委員会は2020年の優先事項として、不良資産の処理やリスクモデルの充実化、トレーディングや市場のリスクに重点を置いたバランスシートの修復がカギとした。

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