November 14, 2018 / 12:41 AM / a month ago

ユーロ圏大手3行、110億ユーロの資本積み増し必要になる可能性

[フランクフルト 13日 ロイター] - ドイツ銀行(DBKGn.DE)、ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)(SOGN.PA)、BNPパリバ(BNPP.PA)のユーロ圏大手銀行3行は、今月初旬の欧州中央銀行(ECB)の健全性審査(ストレステスト)の結果公表後にデギンドス副総裁が言及した非公式基準を満たすことを求められた場合、110億ユーロ(124億ドル)の資本積み増しが必要になる可能性がある。

 11月13日、ユーロ圏大手銀行3行は、今月初旬の欧州中央銀行の健全性審査の結果公表後に非公式基準を満たすことを求められた場合、110億ユーロ(124億ドル)の資本積み増しが必要になる可能性がある。写真はドイツ銀行のロゴ。2013年12月にロンドンで撮影(2018年 ロイター/Luke MacGregor)

デギンドス氏は、ストレステストの結果が11月2日に公表された時点で仕事が終わったわけではないと指摘。厳しいシナリオの下でコア資本比率が9%を下回った12行は資本基盤の強化が必要になるとの考えを示した。

ロイターの試算によると、ソジェンは54億ユーロ、ドイツ銀行は34億ユーロ、BNPパリバは25億ユーロ、それぞれ積み増しが必要になる。

これは、スペインのサバデル(SABE.MC)やBBVA(BBVA.MC)、イタリアのUBIバンカ(UBI.MI)、北ドイツ州立銀行などの残り9行の不足分を上回る。

格付け機関スコープのディレクター、マルコ・トロイアーノ氏は「監督当局は焦点を移す準備ができている。市場でのリスクは明らかだ」と述べ、ポートフォリオが十分に時価評価されていない場合など、各行に影響が及ぶ可能性があるとの見方を示した。

市場による厳しい精査はドイツ銀行にとっては目新しいことではない。同行の株価は先月、過去最安値をつけた。一方、BNPとソジェンの場合、状況は異なる。

大規模な投資銀行部門を持つ両行は、金融危機以降ユーロ圏の他の銀行をアウトパフォームしてきた。

また、ECBが進める不良債権処理の厳格化でもターゲットとなっていない。不良債権処理対応でECBは、キプロスやギリシャ、ポルトガル、イタリアなど金融危機の打撃を特に受けた国の銀行に焦点を当てている。ただ、こうした状況は変わりつつある。

デギンドス氏が言及した9%基準は正式に義務付けられている基準ではない。ただ、アナリストは、資本状況を改善しない限り12行に対するプレッシャーは続くと指摘する。

12行には、イタリアのバンコBPM(BAMI.MI)、フランスのバンク・ポスタル、ドイツのDZ銀行、オーストリアのエルステ銀行(ERST.VI)、アイルランド銀行(BIRG.I)が含まれる。

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