October 15, 2018 / 10:10 AM / a month ago

ユーロ圏の銀行、損失吸収力向上で十分な進展みられず=EBA議長

[ブリュッセル 15日 ロイター] - 欧州銀行監督機構(EBA)のエンリア議長は15日、ユーロ圏の銀行は損失吸収に関する資本調達で十分な進展がみられておらず、ボラティリティーの高まりやソブリン債利回りのスプレッド拡大を背景に一段と厳しい市場環境に直面する可能性があるとの認識を示した。

エンリア議長はブリュッセルで開かれた銀行関連会議で「そこで十分な進展がみられていない」と述べ、この問題は大規模および中規模の銀行に関わるものだと警告。一方、ドイツ銀行やウニクレディトといった最大手銀行については無関係だとした。

国際的な銀行ルールや欧州連合(EU)の銀行ルールでは、大規模な銀行はTLACやMRELとして知られる特別な損失吸収債を発行しなければならない。この債券は危機時に中核資本バッファーが毀損した場合、資本に転換することができる。

エンリア議長は、今のところ投資家はこの債券の購入に関心を示しているものの、「チャンスはなくなりつつある」と警告。「資金調達市場はこれまでほどオープンで資金調達しやすい環境ではなくなるだろう」とし、投資家の意欲後退の主な理由としてボラティリティーの高まり、外部イベント、ソブリンスプレッド拡大、新興国市場を巡る懸念を挙げた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below