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伊中銀総裁、EU不良債権買取機関設置案を歓迎、参加は自主的である必要
2017年7月12日 / 15:36 / 4ヶ月後

伊中銀総裁、EU不良債権買取機関設置案を歓迎、参加は自主的である必要

[ミラノ 12日 ロイター] - イタリア中央銀行のビスコ総裁は12日、銀行から不良債権を買い取る政府機関の設置に関する欧州連合(EU)の提案に支持を表明した。ただ参加の是非は銀行が自主的に決められるようにする必要があるとの立場を示した。

EU財務相は11日、銀行不良債権償却の加速化に向け、各国政府による「資産管理会社」設立に関する素案を承認。これにより不良債権を売買する市場の形成が後押しされる可能性がある。

ビスコ総裁はイタリア銀行協会での講演で、こうした仕組みは有用として支持を表明。ただ成果を収めるには、資産を実勢価格に近い価格で移管すること、銀行が自主的に参加の是非を決められること、参加する銀行のリストラ計画は事前に合意することなどが必要になるとの考えを示した。

ビスコ総裁はまた、国内銀行は不良債権に関するデータの質を改善する必要があるとの認識を示した。

イタリアの銀行は、2014年までの深刻な景気後退を受けて不良債権が膨らみ、融資債権全体に占める比率は依然として、欧州平均の3倍に当たる15%前後に高止まりしている。

ビスコ総裁は不良債権に関するデータの質は規制強化で改善したものの、まだ不十分だと指摘。銀行が提供するデータの質は当初の低水準から改善しているが、なお改善の余地があると述べた。

データの質が低ければ、不良債権の買い手のリスクが高まる。

ビスコ総裁は、データの質が改善すれば、銀行は借り手が支払い不能に陥る前により積極的に問題のあるローンに対処することができるとの見方を示した。

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