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伊銀モンテ・パスキ、88億ユーロの調達が必要=ECB

 12月26日、ECBは、経営難のモンテ・パスキに対し、同行が資金不足を補うには88億ユーロ(92億ドル)が必要との認識を伝えた。シエナで2014年撮影(2016年 ロイター/Giampiero Sposito)

[ミラノ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、経営難のイタリア大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)BMPS.MIに対し、88億ユーロ(92億ドル)の資本不足を補う必要があるとの認識を伝えた。ロイターは先に、関係筋の話としてこれを報じ、モンテ・パスキは26日、報道内容を認めた。

モンテ・パスキは当初、資本不足を補うため50億ユーロの調達を目指していたが、失敗に終わったため、イタリア政府は23日、同行の公的支援を決めた。

モンテ・パスキは26日、先週23日にECBに対し「予備的資本増強」の承認を正式に求めたと説明。「予備的資本増強」とは、まだ存続可能な経営難の銀行に対する政府介入の一形態。政府は、欧州連合(EU)の公的支援担当者が認めた条件でのみ株式や債券を買うことができるものの、緩やかなベイルイン(債権者による負担共有)を意味する。

ECBはこの要請を受け、今年行った欧州大手銀のストレステスト(健全性審査)で判明した資本不足額に基づき、モンテ・パスキに必要な調達額を算出して伝えたという。

モンテ・パスキによると、ECBはまた、モンテ・パスキに支払い能力はあるとした一方、同行の流動性ポジションが11月末から12月21日までに急速に悪化したと指摘した。

同行は、資本不足額に関するECBの算出方法を理解し、予備的資本増強策を導入するための協議を関係当局と開始したと明らかにした。

欧州委員会は23日、モンテ・パスキの救済が条件を満たすようイタリア当局と連携していく考えを示した。

*内容を追加しました。

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