September 4, 2018 / 7:09 PM / 19 days ago

ユーロ圏預金保険制度、中銀総裁らがあらためて創設呼び掛け

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州の中央銀行総裁など4人が4日、ユーロ圏共通の預金保険制度の創設をあらためて訴えた。これに対し、ドイツとオランダからは否定的な声が上がった。

ユーロ圏共通の預金保護制度である欧州預金保険スキーム(EDIS)は、域内銀行が破綻した場合に最大10万ユーロ(11万5000ドル)までの預金保証を行う計画だが、創設が大幅に遅れている。

欧州連合(EU)加盟国は6月の首脳会議でEDIS創設を協議したが、ドイツが反対したことなどで合意できなかった。

この日はフィンランド、スペイン、リトアニアの中銀総裁のほか、フランス中銀副総裁が制度の創設を各国に呼び掛けた。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、4日発行のユーロファイ誌で「銀行預金保証への信頼はユーロ圏全域で一様であるべきだ」とし、深刻な危機下でもこれを確実にするのが預金保険制度だとの考えを示した。

これに対し、ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、ユーロ圏は銀行同盟を実現すべきだが、リスクを低下させることが先決だと指摘。

同誌によると、銀行はそのために不良債権を減らし、特定の国債を過度に保有している場合はなんらかの処分をするなどして銀行と政府のつながりを是正する措置を講じるべきとした。

また、ドイツの銀行協会関係者も「政策当局者のモラルハザードを招く」と同誌に述べた。

一方、グラール仏中銀副総裁は、リスクは大幅に縮小されているとし、妥協を呼び掛けた。

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