March 3, 2016 / 12:35 AM / 3 years ago

欧州社債、マイナス利回りが増加 ECB追加緩和見込む

3月2日、欧州中央銀行が中銀預金金利のマイナス幅拡大を図ろうとする中、国債に続いて利回りがマイナスとなる欧州の優良企業社債が増えている。写真はネスレの商品。スイス・ヴヴェイの本社で2014年2月撮影(2016年 ロイター/DENIS BALIBOUSE)

[ロンドン 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が中銀預金金利のマイナス幅拡大を図ろうとする中、国債に続いて利回りがマイナスとなる欧州の優良企業社債が増えている。

ロイターのデータによれば、スイスの食品大手ネスレの場合、2019年7月満期の社債利回りCH080550006=はマイナス0.051%、仏製薬大手サノフィの2年債利回りFR085468847=はマイナス0.043%だ。

米金融大手バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)は、25のユーロ建て投資適格債インデックスがマイナスになっていると明らかにした。

全体では2145あるBAMLのインデックスの中ではわずかだが、2月初旬はゼロだった。優良な借り手にはコストを負担しようとする投資家が広がっていることが裏付けられている形だ。

このほか社債利回りがマイナスとなっている優良発行企業には、ドイツ総合電機大手シーメンスが含まれる。

優良企業社債利回りは過去1年、ゼロを挟んで浮動していた。しかし、ECBが10日の理事会で中銀預金金利を現在のマイナス0.3%からさらに引き下げるとみられる中、社債利回りのマイナス化はよりはっきりとしてきたようだ。

クレジットサイツのクレジットストラテジスト、リチャード・ブリッグス氏は「ECBによるマイナス金利導入を受け、金融機関は余剰資金をECBに預けるよりも社債に投資するよう促されている」との見方を示した。

トレードウェブの1日時点のデータによると、利回りがマイナスとなっている投資適格級社債は、2月初旬の総額480億ユーロ規模から1050億ユーロ規模に膨らんでいる。

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