[ロンドン 4日 ロイター] - トレードウェブのデータによると、利回りがマイナスの英国債の比率が昨年12月に上昇し、9月以来の高水準となった。
12月末時点で利回りがマイナスだった英国債は約1兆2500億ポンド(1兆7100億ドル)で、2兆6000億ポンド規模の英国債市場全体の約48%を占めた。
新型コロナウイルス感染抑制策による経済への影響を巡る懸念が高まる中、英国債利回りは12月に大幅に低下した。
利回りがマイナスのユーロ圏国債は12月末時点で約6兆6600億ユーロで、域内国債市場全体(9兆ユーロ超)の70%超を占めた。ただ、過去最高を記録した11月から比率はやや低下した。
マイナス金利の投資適格級ユーロ建て社債は1兆6500億ユーロで、ほぼ横ばいだった。
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