June 1, 2020 / 3:14 PM / a month ago

マイナス利回りの英国債増加、5月末時点で1兆ポンド超

[ロンドン 1日 ロイター] - 債券電子取引を手掛けるトレードウェブが1日に公表したマイナス利回りの英国債の時価総額は5月末時点で1兆0700億ポンドと、英国債市場全体(約2兆4000億ポンド)の45%に迫った。

英国が5月に実施した国債入札では、落札利回りが初めてマイナスを記録。欧州中央銀行(ECB)や日本銀行のようにイングランド銀行(英中銀)もマイナス金利を導入するとの見方が高まる中、短期債利回りがゼロを下回った。

4年債利回りまではマイナス圏にある。新型コロナウイルスによる景気の落ち込みと、追加金融政策への見込みから6年債もゼロをやや下回る水準だ。

リフィニティブのデータによると、1カ月前は全ての英国債利回りがプラス圏だった。

英中銀のベイリー総裁は先月、新型コロナ危機前に比べマイナス金利政策導入に反対する姿勢は軟化したものの、その有効性に関する評価については「賛否両論」と述べた。

アバディーン・スタンダード・インベストメンツの金利ファンドマネジャー、ロス・ハチソン氏は「金融政策委員会がマイナス金利の便益とコストを積極的に議論しているのは明らかであり、市場がこうしたリスクを考慮するのは理にかなっている」と述べた。

ユーロ圏全体では、マイナス利回りの国債の時価総額は5月末時点で4兆7300億ユーロと、全体(8兆4000億ユーロ)の約56%を占めた。4月末時点の約4兆5000億ユーロから増加し、2月以来の高水準となった。

マイナス利回りの投資適格級社債も5月末時点で約990億ユーロと、4月末時点の約710億ユーロから拡大した。

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