February 5, 2018 / 7:55 AM / 16 days ago

ESM、将来はソブリン債務再編で中心的役割も=総裁

[BRDO PRI KRANJU(スロベニア) 2日 ロイター] - ユーロ圏の常設金融支援機関である欧州安定メカニズム(ESM)のレグリング総裁は2日、ESMがユーロ圏改革の一環で、将来的に域内のソブリン債務再編の中心的役割を果たす可能性があるとの考えを示した。

スロベニアで開かれたセミナーで講演した。

ESMが現在担う最大の機能は、市場から締め出された加盟国政府に対し、経済再生を目的とした改革を条件に金融支援を行うことで、過去数年間、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル、スペイン、キプロスといった国々を支援してきた。

ユーロ圏には今のところ、加盟国政府が市場へのアクセスを失った状況に対応する所定の債務再編規則はなく、危機に対して緊急避難的対応を強いられてきた。

これは、2010年にギリシャで債務危機が発生するまで、加盟国の政府債は等しく安全とみなされ、債務のデフォルト(返済不履行)が考慮されていなかったことも一因。

ギリシャ危機に際しては、民間投資家も損失負担を余儀なくされた。

レグリング総裁はこれについて「民間投資家との取り決めをより効果的かつ透明にする公的債務再編枠組みを加盟国が定義すれば、ESMはリスク抑制で役割を果たすことができる」と指摘。

「私見では、この(再編)枠組みに償還期限の自動的延長を含むべきでなく、一方、集団行動条項(CAC)は改善の余地があると思う」とも述べた。

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