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ECB利上げによる債務危機の臆測「完全な誇張」=ESM専務理事

 ユーロ圏の債務危機対策基金である欧州安定機構(ESM)のレグリング専務理事は6月13日、高水準の公的債務を抱える欧州諸国は金利上昇による短期的リスクには直面していないとの認識を示した。キプロスで2017年11月撮影(2022年 ロイター/Yiannis Kourtoglou)

[ブリュッセル 13日 ロイター] - ユーロ圏の債務危機対策基金である欧州安定機構(ESM)のレグリング専務理事は13日、高水準の公的債務を抱える欧州諸国は金利上昇による短期的リスクには直面していないとの認識を示した。その上で、新たな債務危機を巡る臆測は「完全に誇張されている」と強調した。

イタリアの銀行株は13日に一段と値下がりした。欧州中央銀行(ECB)による10年超ぶりの利上げを控え、イタリアの国債利回りが上昇していることが懸念され、銀行株が売られた。

レグリング氏は会合で、9日にECBが政策金利を7月に引き上げる方針を示し、年内の追加利上げも示唆したことで、市場は対応に苦慮していると指摘。ただ、イタリアやギリシャなど一部のユーロ圏諸国の債務水準は高いものの、債務返済コストは歴史的に見て低く、債務の償還期間は長いと説明。新たな債務危機の臆測は完全な誇張だとした。

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