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失望招いたECB追加緩和、内部から「スーパーマリオ」擁護の声
2016年3月11日 / 11:52 / 2年前

失望招いたECB追加緩和、内部から「スーパーマリオ」擁護の声

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会から一夜明けた11日、当局者からはドラギ総裁が発表した包括的な追加緩和策への支持が相次いだ。市場との対話で課題を残したドラギ氏の後方支援に乗り出した格好だ。

 3月11日、ECBのコンスタンシオ副総裁(写真)は、ECBのマイナス金利は限界に直面しているとの見解を示した。米ニューヨークで2月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

マイナス金利拡大や資産買い入れ枠増額などを含む大胆な追加緩和策を発表したドラギ総裁だったが、追加利下げの可能性を否定すると好感ムードの市場の流れが一変。ユーロ高や債券利回りの上昇を招き、市場では「スーパーマリオ」の異名を取る総裁の手腕に疑問符が付いた。

こうした中、コンスタンシオ副総裁は自身の見解を中銀ウェブサイトに公表。金利をどこまで引き下げられるかには限界があるが、中銀が他の措置を通じて行動する能力を過小評価すべきではないと訴えた。副総裁が自身の見解をこうした形で公表するのは異例。

コンスタンシオ氏は「すべての政策に限界があるのは当然だ。現在利用している政策でいえば、特に中銀預金へのマイナス金利が特にそうだ」と指摘。一方で、「金融政策をみくびるのは間違いであるだけなく、危険だ」とした。

またECB理事会メンバーのリムシェービッチ・ラトビア中銀総裁も追加緩和策は前向きな措置とし、支持を表明した。リムシェービッチ氏は緩和政策に懐疑的とされる。

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