[ベルリン 7日 ロイター] - 調査会社センティックスが7日発表した6月のユーロ圏投資家センチメント指数は28.1で、5月の21.0から上昇した。上昇は4カ月連続で、2018年2月以来の高水準だった。レストランや観光業の再開が支援した。
ロイター調査の予想は26.0だった。
現況指数は21.3で6.3から急伸。期待指数は35.3で前月の36.8から低下した。
センティックスのマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は「ユーロ圏はコロナの損失からの立ち直りが加速しているが、物価上昇見通しが経済を下押している」との見方を示した。
調査は3日から5日にかけ、投資家1139人を対象に実施した。
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