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ユーロ圏消費者、支払いは依然現金が主流=ECB調査
2017年11月27日 / 07:33 / 17日前

ユーロ圏消費者、支払いは依然現金が主流=ECB調査

[フランクフルト 24日 ロイター] - 欧州中銀(ECB)が24日に発表した調査で、多くの西側経済が電子決済の方向へ急速に移行しつつあるにもかかわらず、ユーロ圏内では依然、消費者の支払い方法の大半が現金であることが分かった。

 11月24日、欧州中銀(ECB)が発表した調査で、多くの西側経済が電子決済の方向へ急速に移行しつつあるにもかかわらず、ユーロ圏内では依然、消費者の支払い方法の大半が現金であることが分かった。写真はウィーンで2015年2月撮影(2017年 ロイター/Leonhard Foeger)

この結果は、ユーロ圏が米国や英国、オーストラリア、カナダなどに比べ、西側主要経済中最も現金からのシフトが遅い地域の1つとなっていることを示した。

ユーロ圏では昨年、販売時点情報管理(POSシステム)における支払いが現金で行われた比率は全体の約79%、域内最大規模経済であるドイツでは、この割合が80%に達した。世界大戦やハイパーインフレを経験したドイツ人は経済面で保守的で、現金に大きく依存しているほか、銀行取引でも現預金を中心に単純な貯蓄商品を好むという。

これに対し、スウェーデン中央銀行の調査によると、同国では現金支払い率が全体のわずか15%前後で、何年にもわたり現金の流通が減少している。

ユーロ圏で昨年最も現金使用率が低かったのはオランダとエストニアで、比率は50%以下だった。

ユーロ圏内で消費者が一度に持ち歩く現金は平均65ユーロ。ドイツ人では100ユーロ超だった。

ただECBは、非接触型決済が電子決済の急速な増加につながるきっかけになる可能性があると指摘。「調査では、この決済方式が一部諸国で急速に普及しており、POSシステムの端末や支払カードが非接触型技術とともにより広く整備されれば、非接触型決済が大きく増加する可能性がある」と述べた。

しかし、現在非接触型決済が全体に占める割合はわずか1%で、変化が起きるとしても長くかかるとみられている。

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