July 12, 2018 / 10:12 AM / 10 days ago

欧州委、今年のユーロ圏成長率予想を2.1%へ引き下げ

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は12日、今年のユーロ圏の域内総生産(GDP)伸び率予想を2.1%へ引き下げた。米国との貿易摩擦と原油価格の上昇を主な理由に挙げた。

5月時点では2.3%の伸びを予想していた。2019年の予想は2.0%に据え置いた。

欧州委のドムブロフスキス副委員長は「GDP予想の引き下げは、米国との貿易摩擦の激化など外部環境の悪化が信頼感を損ない、経済成長の足かせになりかねないことを示している」と述べた。

モスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は石油価格の上昇も景気減速につながると指摘。インフレ率見通しを2018年は1.5%から1.7%へ、19年は1.6%から1.7%へ引き上げた。

国別ではドイツの成長率予想を2018年は2.3%から1.9%へ、19年は2.1%から1.9%へ引き下げた。

フランスも今年の予想を2.0%から1.7%へ、来年は1.8%から1.7%へ下方修正した。

ユーロ圏で今年最も弱い伸びが見込まれるのはイタリアで、最新の予想は1.3%。前回予想は1.5%だった。欧州委はイタリアの新政権の歳出計画を巡り、「経済政策への懸念や不透明感が再燃している」ことが一因と分析した。

EU28カ国の中では今年の英国の成長率が1.3%とイタリアに並んで最も低い伸びになると予想した。5月時点での予想は1.5%だった。一方でインフレ見通しは2.5%から2.6%へ引き上げた。

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