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ユーロ圏銀行融資、12月伸び鈍化 利上げでリセッションの兆し

欧州中央銀行(ECB)が27日発表した統計によると、2022年12月のユーロ圏の企業・家計向け銀行融資は伸びが鈍化した。ユーロ紙幣、昨年5撮影。(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が27日発表した統計によると、2022年12月のユーロ圏の企業・家計向け銀行融資は伸びが鈍化した。金利上昇と景気後退観測が背景。

非金融企業向け融資は前年比6.3%増加、家計向けは同3.8%増加した。11月はそれぞれ8.3%増、4.1%増だった。

INGのエコノミスト、バート・コリジン氏は「12月の民間借り入れの急減速は、ECBの大幅利上げが期待した効果を発揮し始めたことを示している」と指摘し「今や、(企業の)借り入れが急減している。これはリセッションの兆しと言える」と述べた。

12月の企業向け融資は160億ユーロ減少。11月は40億ユーロ減だった。

利上げが経済全体に浸透するには最大18カ月程度かかる。ECBはまだ利上げを打ち止めにしておらず、借り入れ需要は今後さらに落ち込む可能性がある。

マネーサプライM3の前年比伸び率は4.1%。前月の4.8%から予想以上に鈍化した。ロイターがまとめた予想は4.6%。

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