July 4, 2018 / 9:23 AM / 17 days ago

ユーロ圏総合PMI改定値、6月は上昇 楽観見通しは後退

[ロンドン 4日 ロイター] - IHSマークイットが発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.9で、5月の54.1から上昇した。

50が景況拡大と悪化の分かれ目。指数は速報値の54.8からやや上方改定された。ただ昨年末から今年初めにかけての高水準からは大きく低下している。

事業に対する楽観的な見方に関連した今後の生産を示す指数は63.4と、5月の63.7から低下し、2016年11月以来の低水準となった。

IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「経済成長ペースの改善や価格圧力が再び確認されていることは、刺激策を年内に段階的に縮小すべきとする欧州中央銀行(ECB)の見解を支援する」と指摘。「ただ今回の調査の結果は、中銀の政策に対する慎重なアプローチも正当化している」との見方を示した。

「事業の楽観的見方は1年半ぶり超の低水準となった」とし、貿易戦争を巡る懸念が広がる中、「特に製造業を巡る経済見通しに対する不安の高まりを反映している」と述べた。

2日に発表された6月のユーロ圏製造業PMI改定値は、18カ月ぶり低水準の54.9だった。低下は6カ月連続。[nL4N1TY3O3]

一方、6月のサービス部門PMI改定値は55.2と、前月の53.8から上昇し、4カ月ぶり高水準となった。

サービス部門の産出価格は5カ月ぶり高水準の53.2だった。前月は52.0。

ウィリアムソン氏によると、6月のデータは第2・四半期のユーロ圏経済成長率が0.5%をやや上回る水準になることを示唆している。ロイターが6月に実施した調査の予想の中央値と一致した。

キャピタル・エコノミクスのジェニファー・カッケオウン氏はPMIについて「第1・四半期にみられた一部の低迷が一時的である兆候だ。少なくとも、大幅減速の始まりに直面していないことを示している。ある程度の安定もみられ、ECBによる段階的な政策正常化が正当化される」と述べた。

*内容を追加しました。

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