September 23, 2019 / 9:16 AM / 22 days ago

ユーロ圏総合PMI速報値、9月は13年半ば以来の低水準に

[ロンドン 23日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.4で、前月の51.9から低下し2013年半ば以来の低水準となった。エコノミストの予想(51.9)も下回った。ドイツの指数が製造業の悪化で6年半ぶりに50を下回ったことが押し下げ要因となった。

サービス部門PMIは53.5から52.0に、製造業PMIは47.0から45.6にそれぞれ低下。製造業は2012年10月以来の低水準となった。エコノミストの予想はサービス部門が53.3、製造業が47.3だった。

業況の早期回復は見込みにくい。サービス部門の新規事業指数は52.3から50.9に低下。製造の新規受注指数は45.9から43.1に低下し7年超ぶりの低水準となった。

ただ、楽観度は8月の6年ぶり低水準からわずかながら回復した。総合PMIの将来の生産に関する指数は55.7。前月は55.4だった。

モルガン・スタンレーのエコノミストは「国境や部門の垣根を超えて広範な低下がみられた。現在の景気サイクルの中で新たな低水準まで下げたことで、ユーロ圏経済は景気後退(リセッション)入りに一歩近づいた可能性があることが示唆された」と述べた。

キャピタル・エコノミクスのジャック・アレン・レイノルズ氏は「製造業部門の弱さがサービス部門に波及している兆しが出ている」と指摘。「製造業が低迷し、サービス業も失速する中、欧州中央銀行(ECB)も予想している通り、域内総生産(GDP)が伸びるとは考えにくい」と述べた。

IHSマークイットが発表した9月のドイツ総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.1で、6年半ぶりに50を下回った。製造業の不振が予想を上回ったほか、サービス部門も減速した。前月は51.7だった。

9月のフランスの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.3と、前月の52.9から低下。ロイターがまとめたエコノミスト予想(52.7)も下回った。

ECBは12日の理事会で利下げを含む包括的な緩和策を決定。ノルデアのツーリ・コイブ氏は「指標が軟調になっていることで、ECBは12月の理事会で追加緩和を行わざるを得ないとのわれわれの見方が裏付けられた。ECBは追加利下げを行うと同時に、資産買い入れプログラムを拡大させると予想している」と述べた。

*内容を追加しました。

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