November 22, 2019 / 10:02 AM / 20 days ago

ユーロ圏総合PMI速報値、11月は50.3 サービス部門が低迷

[ロンドン 22日 ロイター] - IHSマークイットが22日発表した11月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.3で、前月の50.6から低下し、景況拡大と悪化の分かれ目となる50にさらに近づいた。

9月に記録した6年超ぶり低水準をわずかに上回った。ロイター調査の予想は50.9だった。

IHSマークイットは速報値について、今四半期の域内総生産(GDP)伸び率が0.1%になることを示していると指摘した。前四半期の0.2%から鈍化し、先週のロイター調査の予想(0.2%)を下回ることになる。

新規事業を示すサブ指数は49.7と、3カ月連続で50を下回った。ただ前月の49.6からは若干改善した。

サービス部門PMIは10カ月ぶり低水準の51.5。前月の52.2、また予想中央値の52.5を下回った。

製造業PMIは46.6と、前月の45.9から上昇。予想中央値(46.4)も上回った。

生産を示す指数は47.1と、前月の46.6から上昇した。

サービス部門では、新規受注のペースよりも受注残を処理するペースが速く、また雇用も削減。近く状況が改善する可能性が低いことを示唆した。

楽観度は2013年半ば以来の低水準に落ち込んだ。サービス部門の事業見通しを示す指数は57.0と、前月の57.4から低下した。

INGのバート・コリーン氏は「第4・四半期の成長は極めて鈍い。冬期はユーロ圏の成長にとって展開が読めないだろう」と述べた。

ドイツ連邦統計庁がこの日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.1%増で、速報値からの改定はなかった。堅調な輸出と財政支出に支えられ、景気後退(リセッション)が回避された。一方、11月のドイツPMI速報値は、製造業とサービス部門を合わわせた総合PMIが49.2と3カ月ぶりの高水準となったが、景況拡大と悪化の節目である50を引き続き下回った。

キャピタル・エコノミクスのアンドリュー・ケニンガム氏は「ドイツ工業部門の後退は最悪期を過ぎた兆しはあるが、減速ペースが遅くなっただけだ」と指摘した。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド新総裁は同日、ユーロ圏が域外経済の低迷に対抗するには、公共投資の拡大を通じた対応を含めて内需を強化する必要があるとの見解を表明。ECBとして今後も「経済を支援し将来のリスクに対応する」一方で、緩和的な金融政策の「副作用」を監視すると改めて表明した。

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