August 23, 2018 / 9:45 AM / 3 months ago

ユーロ圏総合PMI速報値、8月は54.4に小幅上昇

[ロンドン 23日 ロイター] - IHSマークイットが23日発表した8月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4となり、前月の54.3から小幅上昇した。ただ、予想の54.5は下回った。貿易戦争激化への懸念が見通しを圧迫した。

同指数は50が景況拡大と悪化の分かれ目となる。

ただIHSマークイットによると、製造業を中心に通常よりもサンプル数が大幅に少なかったという。首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏では、特にフランス、イタリア、スペインなどの中核国で工場が長期にわたって休業するため、8月のデータは常に慎重に扱う必要がある」と述べた。

PMIは引き続き小幅な伸びにとどまったが、欧州中央銀行(ECB)の政策担当者が8月のデータに動揺する可能性は低そうだ。

将来の生産に関する楽観度を測る指数は63.1から61.3に低下しほぼ2年ぶりの低水準となり、企業が早期の業況回復を見込んでいないことが示された。

ウィリアムソン氏は圧迫要因として、「受注の伸びの鈍化、政治的環境と貿易戦争に対する懸念の高まり、金融市場への影響に対する不安」を挙げた。

同氏によると、PMIは第3・四半期の域内総生産(GDP)伸び率が前期比0.4%程度となることを示唆している。

8月のサービス部門PMI速報値は54.4と、7月の54.2から上昇し、ロイターが集計した予想と一致した。

同部門の雇用指数は54.6から55.1へ急伸し、2007年10月以来の高水準となった。ただ、雇用指数は遅行指数の傾向がある。

一方、製造業PMIは7月の55.1から54.6に低下し、21カ月ぶり低水準となった。平均予想は55.0、予想の下限が54.6だった。

生産高の指数は54.4から54.5に小幅上昇した。

購買品在庫は分かれ目の50ちょうどで、7月の52.0から低下し、1年ぶり低水準となった。

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