April 18, 2019 / 9:35 AM / 3 months ago

ユーロ圏総合PMI速報値、4月は51.3 予想に反して低下

[ロンドン 18日 ロイター] - IHSマークイットが発表した4月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.3で、前月の51.6から低下した。ロイターがまとめた予想中央値は51.8だった。価格上昇は控えめだったにもかかわらず、需要がほとんど増加しなかった。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「控えめでぱっとしない経済成長を示唆しており、これは暗い見通しに反映されている」と述べた。

同氏によると、PMIがこの水準を維持すれば、第2・四半期の域内総生産(GDP)の伸び率は0.2%を若干下回る水準となる見込み。今月のロイター調査で示された予想の0.3%を下回る。

新規事業はほとんど伸びず、サブ指数は50.6と、前月の50.5からわずかに上昇した。好不況の分かれ目となる50に近い水準となっている。

製造業が引き続き全体の重しとなっている。4月の製造業PMI速報値は47.8と、前月の47.5から上昇したが、3カ月連続で50の水準を下回った。予想中央値は47.9だった。

生産を示す指数は48.1と、前月の47.2から上昇した。一方、受注残指数は6年超ぶり低水準の44.4。前月は45.0だった。

4月のサービス部門PMI速報値は52.5と、前月の53.3から低下。ロイターがまとめた予想中央値の53.2も下回った。

サービス部門のビジネス見通しを示す指数は前月の62.3から62.0に低下した。

ウィリアムソン氏は「製造業を中心とした減速がサービス部門に拡大しているサインがさらに示された」と指摘した。

ユーロ圏の各国でPMIの速報値が公表されるのはドイツとフランスのみ。

キャピタル・エコノミクスのアンドリュー・ケニンガム氏は「非常に失望したのはドイツの製造業PMIが前月からほとんど上昇せず、44.5となったことだ」と指摘。フランスの総合PMI速報値は50.0だった。

同氏は「ユーロ圏のその他各国に関する総合PMIの加重平均は4月に再び低下したに違いない。そのため、月末に改定値が発表された際にはイタリアやスペインからさらに失望的なニュースが出てくる可能性がある」と述べた。

ノルデアe-MarketsのJan von Gerich氏は「控えめに言ってもユーロ圏の見通しは厳しい。欧州中央銀行(ECB)はさらなる緩和措置の方に傾いたままだ」とした。

*内容を追加しました。

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