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ユーロ圏総合PMI、6月改定値は59.5に上昇 15年ぶりの高水準

[ロンドン 5日 ロイター] - IHSマークイットが5日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は59.5で、5月の57.1から上昇し、2006年6月以来の高水準となった。新型コロナウイルス規制がさらに緩和され、サービス業が上向いた。

一方、労働力不足や新型コロナ流行に伴うサプライチェーンの混乱により、インフレ圧力が増した。

総合PMI改定値は速報値の59.2を上回ったほか、好不況の節目とされる50を大幅に上回った。

IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「欧州の景気回復は6月に一段階加速したが、インフレ圧力も増している」と指摘。「ユーロ圏サービス部門は活況で、製造業の強い成長と相まって、今回のPMIは夏に向けて域内経済がフル回転していることを示唆している」と述べた。

サービス部門PMI改定値は58.3と、55.2から上昇したほか、速報値の58.0も上回り、2007年7月以来の高水準となった。

IHSマークイットが1日発表した6月のユーロ圏製造業PMI改定値は63.4で、5月の63.1から上昇し、1997年6月の調査開始以来最高となった。新型コロナウイルス感染防止のための規制が緩和されて需要が拡大し、生産が活発化したが、原材料コストの高騰も顕著となった。

サービス部門でもインフレ圧力が顕著となり、総合投入価格指数は66.8から69.8に上昇し、約21年来の高水準となった。

需要が増し、さらなる制限措置の緩和が日常生活の正常化につながるとの期待が生まれる中、向こう1年に対する楽観度合いが改善。サービス事業期待指数は71.2から72.7に上昇し、2000年8月以来の高水準となった。

ウィリアムソン氏は「新型コロナ流行の最悪期が過ぎたとの楽観的見方が企業の成長期待を21年ぶりの高水準に押し上げており、向こう数カ月でさらに力強さが増すとの見通しにとって幸先が良い」と語った。

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