June 22, 2018 / 8:37 AM / a month ago

6月のユーロ圏総合PMI速報値は54.8に加速、製造業は鈍化

[22日 ロイター] - IHSマークイットが22日発表した6月のユーロ圏総合PMI速報値は54.8と、前月の54.1から上昇し、市場予想を上回った。サービス部門が好調だったが、貿易摩擦に対する懸念から、製造業は18カ月ぶりの低い伸びとなった。

ロイターがまとめた総合PMIの予想は53.9だった。50が景況拡大と悪化の分かれ目となる。

同指数を構成する生産価格指数は4カ月ぶり高水準の53.8となり、前月の53.2から上昇した。

IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「6月はサービス部門の活動が改善したことで、製造業の低迷を補完し、5月のPMIに見られた18カ月ぶりの低い伸びから回復した」と指摘。「価格圧力も再び強まっており、7年ぶり高水準に近づいている。石油や原材料価格の上昇でコストが増大したが、賃金も上昇した。域内の一部で労働市場が引き締まっていることが一因だ」との見方を示した。

今回のPMIによると、第2・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.5%増になると推測される。この伸びは前月のロイター調査による予想の0.6%を下回るが、第1・四半期の実績である0.4%は上回っている。

6月のサービス部門PMI速報値は55.0と、5月の53.8から加速した。ロイターのまとめた市場予想の53.7も上回った。

サービス企業の間で楽観的な見方も広がっており、採用は10年ぶりのペースで増加。雇用指数は55.2と、2007年後半以来の高水準だった5月の53.9から上昇した。

ただ、製造業の成長は鈍化しており、貿易摩擦を巡る懸念が広がっていることが一因とみられる。6月の製造業PMI速報値は55.0と、18カ月ぶり低水準。5月の55.5から低下した。

工場生産を示す指数は19カ月ぶり低水準の54.3と、5月の54.8から低下。新規受注は22カ月ぶり低水準の53.3と、5月の54.2から低下した。

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