July 8, 2019 / 10:28 AM / 2 months ago

次期IMF専務理事、欧州出身者の選任望む=EU高官

[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)はラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事の後任人事で欧州出身者の選任を望んでいる。複数のEU高官が8日明らかにした。

 7月8日、欧州連合(EU)はラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事の後任人事で統一候補の擁立を目指している。EU筋が明らかにした。2018年9月撮影(2019年 ロイター/Yuri Gripas)

当局者らによると、ユーログループ元議長でオランダ人のダイセルブルーム氏や世界銀行の最高経営責任者(CEO)でブルガリアのゲオルギエバ氏、フィンランド元首相のストゥブ氏も非公式ながら候補者として名前が挙がっているという。

次期IMF専務理事の選任問題はこの日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で協議された。センテノ議長(ポルトガル財務相)が記者会見で説明した。ただIMF自体がまだ次期専務理事の選任手続きを開始していないため、決定には至らなかった。

ゲオルギエバ氏の名前は一連のEU首脳人事で浮上していたが、同氏も含め東欧諸国からは最終的に選出されなかった。

ラガルド専務理事は欧州中央銀行(ECB)総裁に転出する予定。

スペインの閣僚は8日、「スペインにとって、また全EU加盟国にとって、専務理事は欧州出身者であり続けることが優先事項だ」と述べた。

フランスのルメール経済・財務相はIMF専務理事人事についてEUに対し、可能な限り早く共通の候補者を擁立するよう求めた。

また、EU筋は「欧州諸国の間に統一候補を擁立したいという強い要望がある」とし、センテノ氏らがEU議長国のフィンランドと共にこの問題に取り組んでいると明らかにした。

IMFの専務理事を巡っては、過去に新興国出身者が立候補したことはあるが、選任されるのは常に欧州出身者となっている。また米欧間には世界銀行総裁は米国出身者が就任するという非公式の取り決めがあるため、米国は通常、IMF専務理事の候補者を擁立することはない。

ある関係者は専務理事候補をEU加盟国から出したいと述べた。これはEUから離脱する英国出身者が除外されることを意味する。

複数の報道でイングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁が候補に上げられている。前カナダ中銀総裁でカナダの市民権を持つカーニー氏は英国とアイルランドのパスポートも保有している。

また当局者によると、ユーログループ元議長でオランダ人のダイセルブルーム氏やフィンランド元首相のストゥブ氏も非公式ながら候補者として名前が挙がっているという。

オランダのフクストラ財務相はダイセルブルーム氏に関して問われた際、「オランダには素晴らしい候補者が複数いる」と述べた。ある当局者は後任人事でダイセルブルーム氏が唯一のオランダ出身者であると明かした。

*内容を追加しました。

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