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欧州委、ユーロ圏の19・20年成長率見通しを下方修正

[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7日、四半期の経済予測で、ユーロ圏の今年と来年の成長率見通しを引き下げた。世界的な貿易摩擦や公的債務の拡大により、域内の主要経済国で景気減速が見込まれるとした。

 2月7日欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7日、四半期の経済予測で、ユーロ圏の今年と来年の成長率見通しを引き下げた。6日撮影(2019年 ロイター/Yves Herman)

欧州委は、今年のユーロ圏の成長率が1.3%となり、2018年の1.9%から鈍化するとの見通しを示した。2020年の成長率は1.6%を見込んでいる。

昨年11月に示した成長率見通しは、今年は1.9%、2020年は1.7%だった。

3月にEU離脱を予定する英国を除いたEU加盟27カ国については、今年の成長率は1.5%、来年は1.8%と予想した。2018年は2.1%だった。

EUは全加盟国が成長を継続し、EU経済は7年連続で拡大するものの、域内主要国は成長に急ブレーキがかかると予想されている。

ドイツの今年の成長率は1.1%と、2018年の1.5%から減速する見通し。これまでは1.8%に加速すると予想していた。

フランス、イタリア、スペイン、オランダも成長が鈍化する。中でも、イタリアの今年の成長率は0.2%と加盟国で最低となる見通しだ。

欧州委は、世界的な貿易摩擦と中国の景気減速がEU経済の主な重しになるとの見解を示した。ただイタリアを中心とした債務持続性を巡る懸念も鈍化の理由に挙げた。

欧州委が発表した成長率見通しは、欧州中央銀行(ECB)が昨年12月に示した最新見通しを下回った。ECBは今年のユーロ圏成長率見通しを1.7%としている。

加えて欧州委が予想するユーロ圏の今年のインフレ率も1.4%とECBの予想である1.6%を下回る。

昨年12月の見通し発表以降、ECB理事らは次回3月に示す予想が下方修正されるとの見方を示している。

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