July 2, 2015 / 12:13 AM / 5 years ago

ギリシャ、債務減免の前に改革を=IMF専務理事

[ワシントン 1日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は1日、ギリシャが要求している債務減免について、経済改革が先だとして釘を刺した。ロイターとのインタビューに対して述べた。

ギリシャは前日、IMFへの債務返済を行わず、先進国としてははじめての「延滞国」に認定されている。

ギリシャが改革を約束するのと、ユーロ圏が債務減免を認めるのとどちらが先であるべきか、との質問に対して、専務理事は「改革実行を見届けた後で、もう一方(債権団側)が対応するのが筋だ」と述べた。

ギリシャは信用できるのかとの問いに対しては「われわれは一国の代表者を選ぶことはできない」とした上で「われわれは交渉において、選挙で選ばれた政権をすべて合法的なパートナーとして扱う」と語った。

ギリシャのチプラス首相は、債権団に対して新たな支援策を要請。債権団が要求する条件の多くを受け入れるという一定の譲歩を行った。

専務理事は、この最新提案については、直接のコメントを控えた。

ただ、チプラス首相の交渉スタンスに不満をつのらせていることをうかがわせ、「われわれは非常に多くの『最新』の提案を受け取っているが、ここ数日間に有効になったり、無効になったり、修正されたりしており、最新の提案が具体的にどういう位置づけにあるのか分からない」と語った。

 7月1日、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事(写真)はギリシャが要求している債務減免について、経済改革が先だとして釘を刺した(2015年 ロイター/Jonathan Ernst)

債権団が要求した改革案の是非を問う国民投票については「ギリシャ国民の決意や政権をめぐる不透明感の緩和につながることを期待する」と述べた。

また、チプラス首相率いる急進左派連合(SYRIZA)が政権を握る前にはギリシャは多くの困難な改革で進展を見せ、経済もプラス成長に回復し始めていたと指摘。こうした数年にわたる進展の後に「突如としてわれわれを逆方向に引き戻す大きな後退が見られていることを非常に懸念している」と語った。

*内容を追加して再送します。

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