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ギリシャ、IMFの一段の年金削減要求は応じられない=財務相

 3月3日、ギリシャのツァカロトス財務相(写真)は、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字目標を達成するために一段と年金を削減すべきとの国際通貨基金(IMF)の要求は受け入れられないと言明した。1月撮影(2016年 ロイター/Alkis Konstantinidis)

[アテネ 3日 ロイター] - ギリシャのツァカロトス財務相は3日、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字目標を達成するために一段と年金を削減すべきとの国際通貨基金(IMF)の要求は受け入れられないと言明した。

財務相は議会で「2018年に国内総生産(GDP)比3.5%の(プライマリーバランスの黒字)を達成する目標は不可能と(IMFは)みていて、他の分野と同様に年金も削減できると考えている」と述べた。

しかし2010年に最初の支援で合意して以来、ギリシャは11回年金を引き下げてきたと指摘し、これ以上は削減できないと強調した。

同財務相は、「(前年8月に合意された支援策の下での)GDP伸び率の平均予想はマイナス2%だったが、現在はマイナス0.4─マイナス0.7%になることが判明している」とし、ギリシャ経済は想定より良好に推移してきたと指摘。

また、IMFは欧州中央銀行(ECB)、欧州安定メカニズム(ESM)、欧州委員会で構成するユーロ圏債権者に対し、改革プログラムが一段と持続可能なものになるよう、ギリシャへの債務軽減を拡大するよう働きかけているとも述べた。

ユーロ圏とIMFとの間ではギリシャの経済成長や財政運営に関する見通しや追加的な改革の必要性などをめぐり意見が分かれているとされ、これによりギリシャへの新たな支援実施が遅れる可能性がある。

ツァカロトス財務相は遅延による政治的、経済的な影響はすでに出ており、ギリシャ経済を再び成長軌道に乗せるための改革が阻害される恐れがあると警告した。

*内容を追加しました。

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