for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ユーロ圏9月インフレ率、過去最高10.0% ECBに大幅利上げ圧力

 EU統計局が30日発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が10.0%と、前月の9.1%から加速し、過去最高を更新した。写真はバルセロナの商業施設で2020年10月撮影(2022年 ロイター/Albert Gea)

[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が30日発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が10.0%と、前月の9.1%から加速し、過去最高を更新した。市場予想(9.7%)も上回った。

欧州中央銀行(ECB)が10月にも大幅な利上げを再び行うとの観測が強まりそうだ。

インフレは主にエネルギーと食品にけん引されているが、サービスから工業製品に至るまでほぼ全てのカテゴリーで高い値を示しており、その範囲は広がり続けている。

INGのエコノミスト、ベルト・コリジン氏は「10月のECBによる75ベーシスポイントの追加利上げを決定付けるものだ」と述べた。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのケン・ワットレット氏は「2桁の総合インフレ率とますます憂慮すべきコアインフレ率の上昇により、ECBは厳しい経済見通しにもかかわらず政策金利を引き上げ続ける以外に選択肢がない」と指摘する。

ECBが注視している、変動の激しい食品・燃料価格を除いた基調インフレ率も過去最高を更新した。

食品と燃料価格を除いたインフレ率は5.5%から6.1%に上昇し、さらにアルコールとたばこを除いたインフレ率も4.3%から4.8%に加速した。

エネルギー価格は前年比41%上昇。未加工食品は13%値上がりした。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up