June 22, 2018 / 7:38 PM / a month ago

EU財務相、銀行破綻処理基金の強化で合意 資金倍増へ

[ルクセンブルク 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)の財務相らは22日、域内銀行の破綻処理を支える単一破綻処理基金(SRF)を倍増し、同基金を補強することで合意した。ただ、政府債務や域内予算を再編する制度を設けるかどうかについては意見が分かれた。

来年3月にEUを離脱する英国を除く域内財務相らはこの日、ユーロ圏経済の統合深化について協議。今月29日のEU首脳会議では、ユーロ圏救済基金である欧州安定メカニズム(ESM)の役割強化や銀行同盟計画の完了が話し合われる予定で、それに向けた準備会合となる。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は「銀行向けの信頼できるセーフティーネットを提供することを決めた。銀行がリスクのデレバレッジを継続する正しいインセンティブを設定するほか、防御線を強化するためESMを増強する」と述べた。

会合では、域内銀行の破綻処理を支える単一破綻処理基金(SRF)が大規模な危機時に資金不足となった場合、ESMがSRFに資金を融通することで合意した。

銀行からの資金で賄われるSRFは、2023年には最大550億ユーロに達する見込み。これに加え、さらに600億ユーロが補強される可能性がある。

また、SRFがユーロ圏のすべての経済を監視し、問題を早期に検知する機能を持たせることでも合意した。

フランスとドイツは19日、債務危機に陥った国に債務再編が必要となった場合、ESMがその国と債権者を仲介する役割を担うべきだと呼び掛けた。

しかし、欧州で2番目に債務比率が高いイタリアは、ESMが中心的役割を果たすことになる国家債務再編メカニズムの設立には反対しており、センテノ議長は「債務の持続性については、なお幅広い見解がある」と述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below