[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が17日発表した2022年第4・四半期の労働コストは前年比5.7%増だった。
第3・四半期から伸びが加速したが、賃金上昇率は前年比5.1%と、消費者物価指数(CPI)上昇率の約半分にとどまった。非賃金労働コストは7.7%増。
第3・四半期の労働コストは2.9%増から3.7%増に、賃金上昇率は2.1%から3.0%にそれぞれ上方改定された。
第4・四半期のCPI上昇率は平均10%だった。
第4・四半期の賃金上昇率が最も高かったのは建設業で前年比6.5%。次にサービス業の5.7%が続いた。製造業は4.4%にとどまった。
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