[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州委員会は24日、銀行や投資家が保有するユーロ圏債券の多様化を図るため、新たなソブリン債担保証券の組成を提案した。
このプランは2010─12年のユーロ圏債務危機時に顕在化したユーロ圏の弱点に対処するもの。当時は銀行による自国のソブリン債への過度なエクスポージャーが問題を悪化させた。
欧州連合(EU)当局者らは、新たな証券が投資家のエクスポージャーが自国に偏り過ぎるのを防ぐほか、ユーロ圏の金融安定性の向上につながると述べた。
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