February 26, 2019 / 3:33 AM / 3 months ago

通貨ユーロ導入、ドイツとオランダに多大な恩恵=調査

 2月25日、単一通貨ユーロの導入は過去20年にわたってドイツとオランダに多大な恩恵をもたらしてきた一方、その他の多くの加盟国では経済成長の大きな足かせとなっていることが、調査で明らかになった。写真は1ユーロ硬貨。ドイツのハーナウで2017年4月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 25日 ロイター] - 単一通貨ユーロの導入は過去20年にわたってドイツとオランダに多大な恩恵をもたらしてきた一方、その他の多くの加盟国では経済成長の大きな足かせとなっていることが、調査で明らかになった。

ドイツのシンクタンク、欧州政治センターの調査によると、財政規律をしっかり順守し、欧州周辺国の救済に最も厳しい姿勢を示してきた国々が最大の恩恵を受けているという。

1999年のユーロ導入により、ドイツの低金利環境の恩恵が周辺国に広がり、信用・投資ブームが起きた。

しかし、そうした債務は2008年の金融危機で持続が困難となり、ギリシャ、アイルランド、スペイン、ポルトガル、キプロスはいずれも景気が減速し財政が悪化する中、金融支援の要請を余儀なくされた。

調査によると、1999年以降のすべての期間においてドイツはユーロ導入によって、そうでなかった場合と比べ平均で2万3000ユーロ(2万6000ドル)裕福となった。オランダは2万1000ユーロ裕福となった。一方、イタリアは7万4000ユーロ、フランスは5万6000ユーロ、それぞれ貧しくなった。

アイルランドは、適切なデータが不足しているため、調査には含まれなかった。

調査では、ユーロ加盟8カ国の経済がユーロを導入していなければどう発展していたかを、過去に似通った成長トレンドを示していた非加盟国の経済と比較することで評価した。

ドイツはバーレーンや日本、英国など、イタリアはイスラエルなど、ポルトガルはバルバドスやニュージーランドなどの経済と比較された。

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