May 7, 2018 / 9:26 AM / 20 days ago

関税戦争で世界貿易の回復が頓挫する恐れ=ECB

[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は7日公表した経済ブレティンで、過去数カ月間に米国が発動した保護主義的関税について、世界経済への影響は軽微にとどまっているものの、緊張が著しく高まれば、世界貿易の回復が頓挫する可能性があると警告した。

 5月7日、欧州中央銀行(ECB)は、過去数カ月間に米国が発動した保護主義的関税について、緊張が著しく高まれば、世界貿易の回復が頓挫する可能性があると警告した。4月撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

報復合戦と全面的な貿易戦争が起きれば、輸入価格が上昇し、生産コストが増大、家計の購買力を侵食し、消費や投資、雇用に悪影響を与える恐れがあると分析している。

米国は中国に対し、より公平な貿易を要求して一部の製品に関税を賦課するとともに、対米貿易黒字を2000億ドル削減するよう求めている。ただこれまでのところ、欧州連合(EU)への鉄鋼・アルミ関税の適用は免除されている。

ECBは「不透明感の高まりを受けて金融投資家も株式へのエクスポージャーを減らし、信用の供給が削減され、リスクに対する補償の引き上げが求められる可能性がある」とも指摘。「不透明感の増大が一段と幅広く波及し、世界の金融市場のボラティリティーが高まりかねない」との見解を示した。

また、中長期的には、保護主義が生産性を圧迫し、経済の潜在的な生産の伸びに悪影響を与えるとしている。

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