[東京 20日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は20日の参院予算委員会で、電気自動車(EV)について、走行距離に応じて課税する仕組みの導入は「一つの考え方だと思っている」と述べた。国民民主党・新緑風会の浜口誠委員の質問に答えた。
鈴木財務相は「電気自動車はガソリン車と異なり、燃料課税によって走行段階での課税が行われていない。一方で、ガソリン車よりも重量があり、道路の損壊に与える影響がむしろ大きい」と指摘。厳しい財政事情を考え「いずれかの時点で負担のあり方を考えていく必要がある」とし「与党の税制改正の議論を踏まえ、しっかりと政府としても対応していきたい」述べた。
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