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米エクソン大株主、環境問題重視派の取締役候補に賛成票

[27日 ロイター] - 米証券管理銀行ステート・ストリートと米資産運用会社バンガード・グループは27日、26日に開かれた米石油大手エクソンモービルの年次株主総会で、米ヘッジファンドのエンジン・ナンバーワンが提案した気候変動対策重視派の取締役候補に賛成票を投じたことを明らかにした。

ステート・ストリートはエクソンの第3位株主。広報担当者によると、エンジン・ナンバーワンが提案した候補4人のうち2人に投票した。

一方、最大株主のバンガード・グループも、2人の候補を支持したと表明。「物言う株主」であるエンジン・ナンバーワンが、エクソン取締役会12議席のうち少なくとも2議席を獲得できた理由が明らかになった。

集計作業は終了しておらず、最終的な取締役会の構成人員は来週まで判明しない可能性がある。

ステート・ストリートの広報担当者は、アクティビスト派の候補者であるカイサ・ヒエタラ氏とアレクサンダー・カーズナー氏に投票したとし、この2人が「適切な資本配分アプローチに裏打ちされたエネルギー移行戦略を監督する」ことに貢献するとの見解を示した。

一方バンガードは、「エクソンの取締役会に、従来型の石油・ガス産業と新エネルギーの両方の視点を加えるための適任者」として、ヒエタラ氏とグレゴリー・ゴフ氏に投票したと述べた。

世界的に脱炭素に向けた動きが加速する中、エンジン・ナンバーワンを中心とした「物言う株主」は、株主の将来価値に向けて大きな変化を起こす必要があると主張、取締役の刷新を求めていた。

一方、ウッズ最高経営責任者(CEO)ら経営側は、既に低炭素への取り組みを進めており収益も改善していると強調し、エンジン・ナンバーワンが推薦する候補を承認しないよう株主に呼び掛けていた。

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