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ユーロ圏CPI速報値、8月は前年比+9.1% 再び過去最高更新

 8月31日、欧州連合(EU)統計局が発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が9.1%と、前月の8.9%から加速し、前月に続いて過去最高を更新した。仏ニースで2019年4月撮影(2022年 ロイター/Eric Gaillard)

[フランクフルト 31日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が31日発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比上昇率が9.1%と、前月の8.9%から加速し、前月に続いて過去最高を更新した。市場予想(9.0%)も上回った。

エネルギー価格の高騰が引き続き主因だが、食品価格も上昇し、2桁の伸びを示した。

変動の激しい食品と燃料を除いたベースでは前年比5.5%上昇。前月の5.1%上昇から伸びが加速した。アルコールとたばこも除くベースでは4.3%上昇し、やはり前月の4.0%から加速した。

CPI統計を受け、欧州中央銀行(ECB)が9月8日の理事会で再び大幅な利上げを決定するとの見方が強まった。

冬の暖房シーズンが始まる前にエネルギー価格が高騰し、ドイツでエネルギー負担軽減措置の一部が近く終了することで、欧州のインフレ率は上昇を続け、年内に10%を超えると予想されている。

コメルツ銀行のエコノミストは「インフレ率は9月も上昇する可能性が高い。その結果、ECBには引き続き、大幅利上げを継続する大きな圧力がかかるだろう」と指摘。

ノルデアは「(経済成長の見通しが悪化しているが)来週のECB理事会では75ベーシスポイント(bp)の利上げを予想する」と述べた。

オックスフォード・エコノミクスは「インフレの進行が需要のさらなる重しとなり、経済成長の足を引っ張る。ユーロ圏はこの冬に景気後退に陥るだろう」と述べた。

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