[ロンドン 18日 ロイター] - 国際自動車連盟(FIA)は18日、自動車レースF1で定められる操業停止期間を、今季は夏から4月末までの3週間に移行することを発表した。
FIAは声明で、世界モータースポーツ評議会が規則の変更を承認。今季は8月に予定されていたサマーブレークを廃止し、10チームは現在から4月末までの間に連続3週間、工場の操業を停止する必要があるとした。
また、複数の関係者はロイターに対して19日にチームやFIA、F1経営陣が電話会議を行うことを明かした。その上で、2021年に予定されている新たなレギュレーションの導入が1年間延期される可能性もある。
今季は22レースが予定されていたが、オーストラリアでの開幕戦が新型コロナウイルスの影響を受けて延期され、5月下旬までレースは開催されないと予想される。5月に開催が予定されているスペイン、オランダ、モナコでのグランプリ(GP)は開催が不透明だが、現時点で延期が決定されるには至っていない。
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