[バルセロナ 19日 ロイター] - 自動車レースF1は19日、スペインのバルセロナにあるカタロニアサーキットでプレシーズンテストを実施。フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)は、昨季を受けてテストへのアプローチを変えたと述べた。
ルクレールはこの日、11位タイムでセッションを終えた。昨季の初日はセバスチャン・フェテル(ドイツ)が最速タイムをマークしたフェラーリだったが、ルクレールは「昨年はテストで素晴らしかったが、開幕戦では劣っていた」とコメントした。
フェラーリは昨季のプレシーズンに好調で開幕戦の大本命と目されたが、実際にはメルセデスにワンツーフィニッシュを許した。ルクレールは「私たちはここからいくつかを学んだと思う。最初の数日は車を可能な限り理解することに集中し、その後にパフォーマンスに集中する。それが報われるか見てみよう」と述べた。
フェラーリで2年目を迎えるルクレールは昨季に2勝。個人総合4回優勝のフェテルと並ぶ地位をチーム内で得たことで、より自分の好みに合った車の方向性を示せたとした。そして今季の車について「柔軟性が増したことでドライビングスタイルに合わせてセッティングを変えられる。それはどちらのドライバーにも良いこと」と話した。
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