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F1=メルセデスの新ステアリング、「興味深かった」とブラウン氏

 自動車レースF1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウン氏は、メルセデスが導入する新ステアリングについて興味深かったとロイターに話した。写真は今季の合同テストでのメルセデスの車体。2月にバルセロナで撮影(2020年 ロイター/Albert Gea)

[ロンドン 4日 ロイター] - 自動車レースF1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウン氏は、メルセデスが導入する新ステアリングについて興味深かったとロイターに話した。

メルセデスの新ステアリングは、左右に回転させることで進行方向を制御するだけでなく、押し引きによってドライバーが走行中に前輪のトー角(進行方向に対しての角度)を変更できる。

ブラウン氏は「誰かが革新的なものを思いつき、それは許容されるものだと考える。そして、他チームはそうでないと考える。実際のテストは開幕戦のメルボルンで行われる」と話した。

F1ではルールの抜け穴を突いて革新的なものを開発し、それに対して他チームが抗議を行い、最終決定がされるという伝統的なプロセスがある。ブラウン氏は「こうした議論に何度も参加してきたので、今回のことも楽しみに見ている」と話した。

一方でブラウン氏は、このステアリングについて「レギュレーションがより明確に規定される来シーズンには使用できない」とも述べている。

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