February 12, 2019 / 2:57 AM / 8 days ago

米地裁、フェイスブックの暗号化巡る裁判文書の開示要請を却下

 2月11日、米政府がフェイスブックにユーザー間の暗号化された会話を解読するよう求めた件に関する文書の開示を2つの人権擁護団体が求めていた問題で、カリフォルニア州の連邦地裁は、これを却下した。写真は同社のロゴ。サラエボで昨年3月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

[サンフランシスコ 11日 ロイター] - 米政府がフェイスブック(FB.O)にユーザー間の暗号化された会話を解読するよう求めた件に関する文書の開示を2つの人権擁護団体が求めていた問題で、カリフォルニア州の連邦地裁は11日、これを却下した。

この件は、同州の犯罪集団「MS─13」の活動を巡る連邦・州当局の捜査で浮上。フェイスブックが会話アプリ「メッセンジャー」で盗聴防止策として使用しているエンドツーエンドの暗号化を巡るものだ。

全米市民自由連合(ACLU)と電子フロンティア財団(EFF)は申し立ての中で、司法省による刑事捜査や法執行の保護といった目的よりも、暗号化に関する法を巡る市民の知る権利のほうが重要だと主張していた。ワシントン・ポスト紙も、文書開示を求める弁論趣意書を送った。

だが、同州東部地区連邦地裁のローレンス・オニール判事は、文書は法律の機密性の高い執行技術を記述したものであり、編集された形での文書の公開は不可能だと判断。

「この訴訟で問題となっている文書は、公表された場合将来的に、すべてではなくとも多くの通信傍受による捜査における法的措置に悪影響を与える技術に関するものだ」と説明し、捜査は進行中だと付け加えた。

ACLUの代表者と地裁の広報官は、コメントを控えた。

裁判所の報道禁止命令を受け、検察当局とフェイスブックはいずれも、メッセンジャーの問題について公にコメントをしていない。

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