February 19, 2019 / 5:32 AM / 6 months ago

情報BOX:英自動車産業、主要メーカー別生産状況

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国の自動車産業はディーゼル車の販売減少や規制強化、電気自動車(EV)開発の加速、英国の欧州連合(EU)離脱などさまざまな逆風に見舞われている。2018年の生産台数は前年比9%減の152万台で、今年はさらに落ち込む見通しだ。

 2月18日、英国の自動車産業はディーゼル車の販売減少や規制強化、電気自動車(EV)開発の加速、英国のEU離脱などさまざまな逆風に見舞われている。英サンダーランドで4日撮影(2019年 ロイター/Phil Noble)

市場を牛耳るのは海外メーカーだが、18日にはホンダ(7267.T)がイングランド南部スウィンドンの工場閉鎖を計画していることが明らかになった。

英主要自動車メーカーの生産状況をまとめた。

●ジャガー・ランドローバー(印タタ・モーターズ(TAMO.NS)傘下)

国内最大手。昨年の生産台数は44万9304台でシェアは15.6%。イングランド中部のキャッスルブロムウィチとソリフル、北西部のヘイルウッドに3カ所の工場を持つ。

昨年の生産車種は「Fタイプ」、「Fペース」、「XE」、「XF」、「XJ」、「ディスカバリー」、「ディスカバリースポーツ」、 「レンジローバーイヴォーク」、「レンジローバー」、「レンジローバースポーツ」、「レンジローバー・ヴェラール」など多岐にわたり、全世界に輸出されている。

●日産自動車(7201.T)

イングランド北東部サンダーランド工場の昨年の生産台数は前年比10.7%減の44万2254台。今月初めに英国のEU離脱を巡る不透明感から、スポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」次期モデルの英国での生産計画を取りやめると発表した。

「ジューク」、「リーフ」、「キャシュカイ」、「インフィニティ」などを生産し、主にEU諸国に輸出している。

●ミニ(独BMW(BMWG.DE)傘下)

昨年の生産台数が7%増の23万4183台と、主要メーカー6社の中で唯一増加した。イングランド南部オックスフォード工場で「ミニ」を製造している。

●トヨタ自動車(7203.T)

イングランド中部バーナストン工場の昨年の生産台数は10.4%減の12万9070台。現在、新型「カローラ」の増産を進めている。別の拠点でエンジンも製造し、英国で製造した自動車を欧州全土に輸出している。

●ホンダ(7267.T)

イングランド南部スウィンドン工場の昨年の生産台数は2.1%減の16万0676台。同工場は「シビック」、「CR-V」を製造しているが、閉鎖報道前から生産削減の方針を示していた。

●ボクソール(仏PSAグループ(PEUP.PA)傘下)

昨年の生産台数は15.9%減の7万7481台。イングランド北西部エルズミアポート工場は「アストラ」を製造しているが、近年は需要の減退を受けて人員削減を繰り返している。イングランド南部ルートン工場では「ヴィヴァーロ」も製造している。

●その他

アストンマーティン(AML.L)、BMW傘下のロールスロイス、マクラーレン、ベントレーなど小規模な高級車メーカーが少量ながら英国で生産を行っている。

米フォード・モーターは車両の組み立ては行っていないが、ダゲナムとブリジェンドの2カ所の工場でエンジンを製造している。生産数は130万基近くと、国内の全エンジン生産の半分に近い。

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